ヘリコプターの主流となったジェットヘリ

ヘリコプターにはプロペラを回すエンジンの機構によって2種類に分類されます。小型のモデルに見られるレシプロエンジンを搭載した機体と現在では全体の8割以上のシェアを占め、主流となっているターボシャフトエンジンを搭載した機体があります。
後者は特に「ジェットヘリ」と呼ばれています。

ジェットヘリの人気が上昇しています。

ジェットヘリが主流となっていった経緯としてはレシプロエンジン搭載機では、プロペラを回す力が弱く、機体を同じ場所に停止させるホバリングなどの機体制御が難しいということと、積載量にもおのずと限界があったからと言われています。

ジェットヘリの強みとしては、レシプロエンジンでは得られない高出力なエンジンを使っていることと比較的振動が少ないことによる安定感にあります。

その分、燃費はレシプロエンジン搭載機に比べて悪く、エンジン自体は高価ですが、量産されている現状や技術の進歩も手伝い、ジェットヘリの欠点は徐々に薄まりつつあります。



速度は、一部ではレシプロエンジン搭載機が上回るモデルも存在しますが、比較的ジェットヘリの方が高速で移動することができます。

最高速度は機体によって差があり、時速200kmを超えるくらいのモデルが多く、戦闘ヘリともなると時速300kmを超えるものもあります。

音速を超えることはヘリコプターの構造上、バランスを崩してしまうため難しいと言わざるを得ません。しかしながら、空中での小回りの良さ、狭い場所への着陸ができる数少ない乗り物のため非情に重宝されています。